
今密かに話題になっている「昆虫食」ですが、みなさんはどんなイメージを持っていますか?
正直、私が「昆虫食」という言葉を聞いた時は「気持ち悪!!絶対無理!!」これが素直な気持ちです。(笑)
女性の方は特に、昆虫と聞いただけでも良い気分にはならない方が多いのではないでしょうか?
それを口にするなんてとてもじゃないけど考えられません。
ですが、調べてみるとこの「昆虫食」実は物凄いスーパーフードであることが分かりました。
まず、「昆虫食」とはハチの幼虫やイナゴなどの昆虫を食べるということです。
幼虫や蛹が多く用いれられていますが、成虫や卵も対象とされています。
世界で食用とされる昆虫の種類は細かく集計すると1400種類もあると言われています
日本では、まだ馴染みのない「昆虫食」ですが世界の人口の3分の1は昆虫を食べる習慣があるそうです。
まず私は、この事実にも驚きました。
世界の人口の3分の1ってなかなかの数ですよね。
米国ではもう既に注目されており、その流れが日本にもやってきたと思っても良いかもしれません。
そんな「昆虫食」について見ていきましょう。
女性注目!!ダイエットに最適な「昆虫食」
世界的にも大注目されている「昆虫食」ですが、実は女性の方からも注目を多く集めているのです。
その理由としてあげられることがダイエットに最適ということです。
そもそも、昆虫はタンパク質を始めとした栄養価が非常に高く、しかも繁殖性も強いということから国連食料農業機関(FAO)も昆虫食を推奨しています。
特に、タンパク質はお肉と比べても非常に多く含んでいます。
タンパク質は代謝を落とさないために摂取しなければならない栄養素などで重要ですよね。
また牛肉や豚肉はコレステロールを多く含んでいますが、昆虫はその値が低いと言われています。
また、健康な身体に必要な脂質やキチン質、カルシウム、鉄分、鉛分、びたみん、不飽和脂肪酸など多くの栄養素をバランス良く備えているのが「昆虫食」なります。
つまり、「昆虫食」によって効率よくタンパク質を摂取し、健康な身体を維持するために必要な栄養素も取り入れられることからバランス良くダイエットができる優秀なスーパーフードと言えるでしょう。
ですが、いくら「昆虫食=スーパーフード」と言っても食べるのにはかなり勇気がいりますよね。
見た目はともかく、味が美味しくなかったらさすがに食べていこうとは思いません。
次は気になる「昆虫食の味」について紹介したいと思います。
ここからは昆虫の写真が出てきます。
実は美味しい!?「昆虫食」
気になる人続出の「昆虫食の味」ですが、その意見は様々です。
「ほとんどの虫は美味しい」と仰っている研究科の方も居ます。
今回は、個人的に挑戦しやすそうだと思った昆虫を紹介していきたいと思います。
ミルワーム
(引用元:https://woriver.com/10905/)
ミルワームはペットの餌としても売られていますよね。
ネットでも購入することができるため入手はしやすいです。
ペットが食べるので、もちろん人間も問題なく食べることが出来ます。
また、圧倒的に飼育が簡単なため将来的には養殖されて食卓に並ぶこともあるかもしれません。
いなご
(引用元:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Oxya_yezoensis_Aomori_prf_Japan_20171001_IMG_3508.jpg)
なんとなく聞き馴染みがあるのが「いなご」ではないでしょうか?
一般的には水田を荒らす害虫として認識されていますが、タンパク源として多くの地域で食されています。
いなごは日本の伝統色であり各地で食べられているということから、比較的抵抗がないような気がします。
また、地域によってはいなごの佃煮が売られていたり、醤油と砂糖で煮てあるため日本人には親しみやすい昆虫食かもしれません。
(引用元:https://www.jataff.jp/konchu/hanasi/h04i.htm#2)
食感はエビの尻尾に近いそうです^^
タガメ
(引用元:https://www.honda.co.jp/outdoor/knowledge/adventure/picture-book/tagame/)
タガメは主に田んぼや流れの緩やかな水辺に生息する昆虫です。
日本のタガメは絶滅危惧種に指定されており、実際に食用として使用されるのはタイワンタガメという種類になります。
タガメは食べるというよりお酒に入れることが多くなります。
タガメは青りんごのような香りとエキスが含まれているため、お酒につけることで果実酒のような風味になります。
タイではペースト状にしたタガメの調味料が販売されていたり、その香りを再現した化学調味料があるなど人気の昆虫です。
正直、個人的には見た目がアウトです!!(笑)ですが、口に入れる際に見た目がないことから比較的大丈夫かもしれないと思いました。(笑)
東南アジアでは人気の食材で日常亭に食べられているそうです。
日本の飲食店にも定番メニューとして存在する日が近いかもしれません。
はちのこ
(引用元:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Vespula_flaviceps05.jpg)
(引用元:https://mitubachi-bbb.com/insect.html)
はちのこはその名の通り、ハチの幼虫ですね。
食用としてはクロスズメバチの幼虫が主に使用されており、高級珍味としても販売されています。
(引用元:https://www.jataff.jp/konchu/hanasi/h03i.htm#1)
見た目は少し良い感じはではないですが、普段蜂蜜などを食していることから、食べても大丈夫だという安心感はなんとなく生まれる気がします。
実際の味は淡白で、ゆで卵の白身のような風味だそうです^^
どうでしょうか?
挑戦できそうな昆虫はありましたか?
この他にもいろいろな昆虫食がありますので、興味がある方はぜひチャレンジしてみてください^^
最後に、「昆虫食の入手方法」を知っておきましょう。
「昆虫食」はどうやって購入する?
昆虫食に興味を持たれた方は、次にどうやって入手するかになりますよね。
昆虫食を購入するにはいくつかの方法があります。
① Amazonなどネットショップで購入
一番手軽な方法としては、Amazonなどのねっとショップで購入することですね。
佃煮などに加工されているものも販売されていますし、生きているものまで購入ができるそうです!!
調理から挑戦したいという方はおすすめです!!
またネットショップだと口コミを見ることもできるので、安心できますね。
Amazon以外にも、外部の通販サイトで購入することも可能なので色々なサイトを見比べるのも良いかと思います。
②エスニック食材店で購入
「今すぐほしい!!」「実物を見たい!!」そんな方は、エスニック食材店で購入することをおすすめします。
1000円もあれば十分に満足できる分量が入っているため、ネットショップで購入する際の送料も負担することはないですし、コストカットにもなりますね。
友達とかと、イベントやパーティをする際にお楽しみの1つとして購入してみるのも楽しいかもしれません^^
③ 昆虫食自販機で購入する
私自身、先日テレビで見て知ったことなのですが2018年に日本国内で昆虫食の自販機が設置されました。
まだ昆虫食自販機の設置数として少ないのですが、少しずつ増えてきているようです。
日本で初めて昆虫食の自動販売機が設置されたのは熊本県。
(引用元:https://rocketnews24.com/2019/02/28/1180228/)
熊本市の子飼商店街近くにある「DISCOVER BALLOON」(ディスカバーバルーン)というお店の前にあります。
そして「昆虫食自販機」の設置は関西にも。
大阪府堺市「朝霧整骨院 東浅香山院」の前にあります。
北花田駅から歩いて15分程になります。
関東にも「昆虫食自販機」は設置されており、東京都内初の昆虫食自販機は新宿区にある「米とサーカス高田馬場店」になります。
また秋葉原にある、「ラフィーネ秋葉原」の1Fにも設置されています。
そして気になる商品ですが、「バッタチョコレート」「ミルワームのチョコレート」「タガメ」「コオロギ入りのプロティンバー(抹茶・チョコレート味)など750円から2000円程で販売されています。
まとめ
密かに話題になっている「昆虫食」
実は栄養価も高く、ダイエット効果もあるというスーパーフードでした。
また食材として使用される昆虫もその種類は豊富で、実は美味しいという昆虫も。
ネットや店頭にはもちろん、「昆虫自動販売機」も登場するなど近い未来、昆虫が食卓に並ぶ日も近いのではないかと噂される注目の食材です。