【新型コロナ対策】アルコール消毒の代わりになる!次亜塩素酸ナトリウム

今、世界で猛威をふるっているのが新型コロナウイルスですよね。

高齢者だけでなく、若年層でも感染したり重症化、死亡するケースが増えています。

そこで感染予防として有効になってくるのが、小まめな手洗いとアルコール消毒です。

ですが、そのアルコール消毒も品切れの状態が続いたり、なかなか手に入らないという人も多いのではないかと思います。

そこで、今回は新型コロナウイルスや次亜塩素酸ナトリウムについて詳しくご紹介していきたいと思います。

この記事を読んで、しっかりと対策をしてコロナウイルスに感染しないようにしましょう!

新型コロナウイルスの特徴

新型コロナウイルスの主な感染経路は以下の通りです。

飛沫感染・・感染者の咳やくしゃみに含まれる病原体を吸収して感染する

接触感染・・手やドアノブ、便座などの表面を介して接触して病原体が付着して感染する

つまり、新型コロナウイルスは空気感染しません。

ですが、感染しても無症状の場合もあることから感染がどんどん広がっているのが現状です。

また、新型コロナウイルスは肺炎を引き起こすことが多く、急速に重症化することが多いとも言われています。

現在、有効な治療薬やワクチンはなく基本的には症状に合わせた対処療法と本人の体力次第で回復するしかありません。

そのため、一番大切なのは感染しないこと・させないことです。

新型コロナウイルスの予防には小まめな手洗い、アルコール消毒が有効ですが、アルコール消毒が品切れの状態です。

そこでアルコール消毒に変わるのが次亜塩素酸ナトリウムです。

さっそく詳しく見ていきましょう。

次亜塩素酸ナトリウムとは

引用元:https://binged.it/3aXaee0

次亜塩素酸ナトリウムというのは塩素系殺菌剤のひとつで、調理器具などの消毒にも使われています。

いわゆるハイターやブリーチのことです。

この次亜塩素酸ナトリウム液は、新型コロナウイルスにも大変有効です。

ですが、消毒液を作る際には少し注意が必要なので、まずは注意点から見ていきましょう。

次亜塩素酸ナトリウム液

0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウム液で消毒効果があります。

原液を水で薄めることで、消毒液として使用することができるので、アルコール消毒がないご家庭も安心ですね。

また殺菌力も強く、比較的簡単に使用できるので便利なのですが、注意しなければ効果が薄れたり危険が生じるので詳しく見ていきましょう。

注意すべき点

次亜塩素ナトリウム液を作る際の注意点を見ていきましょう。

①手袋を着用する

使用するときは手袋を着用してください。

原液が肌に直接触れると肌荒れを起こす可能性があるため、万が一付着してしまった場合はすぐに水で洗い流してください。

また、子供が水と思って遊んだ飲んでしまわないように気を付けましょう。

子供が絶対に触れない場所に保管してください。

②酸性洗剤と混ぜない

この酸性洗剤とはトイレの洗浄剤や強酸性のものを言います。

これを混ぜると有毒ガスが発生するので消して混ぜて使わないようにしてください。

③日光や熱には注意

日光や熱に弱いので、なるべく涼しい場所で保管するようにしましょう。

④消毒液はなるべく速く使い切る。

日にちが経つにつれて消毒効果は薄まっていきます。

そのため、作り置きはしない方がいいでしょう。

では、上記を踏まえたうえで次亜塩素酸ナトリウムの消毒液の作り方についてご紹介していきたいと思います。

次亜塩素酸ナトリウム液の作り方

作ると言っても基本的に次亜塩素酸ナトリウムと水を混ぜるだけなので、特別むずかしいわけではありません。

ただ、取り扱いには注意が必要なので小さなお子さんがいるご家庭は十分に注意してください。

こちらは姫路市が行っている次亜塩素酸ナトリウム液の作り方の動画です。

では、メーカー別で希釈濃度についてまとめたのでさっそく見ていきましょう。

【花王】

ハイター・・水1Lに対して本商品25ml(付属のキャップ1杯)

キッチンハイター・・水1Lに対して本商品25ml(付属のキャップ1杯)

【カネヨ石鹸】

カネヨブリーチ・・水1Lに対して本商品10m(付属のキャップ1/2杯)

カネヨキッチンブリーチ・・水1Lに対して本商品10m(付属のキャップ1/2杯)

【ミツエイ】

ブリーチ・・水1Lに対して本商品10m(付属のキャップ1/2杯)

キッチンブリーチ・・水1Lに対して本商品10m(付属のキャップ1/2杯)

となっています。

確かに作り方はとてもシンプルで誰でも簡単に作れますね。

では、次亜塩素ナトリウム液の消毒方法について詳しくご紹介していきます。

次亜塩素酸ナトリウム液の消毒方法

新型コロナウイルスはウイルスなので目に見えませんよね。

そのため、どこに菌が付着しているかわかりません。

ですが、しっかりと正しい消毒の方法を実践することで感染のリスクも下がります。

消毒の方法としては、基本的にキッチンペーパーに消毒液を含ませて、アルコール消毒のように使用してください。

便利なのは、霧吹きタイプの入れ物を買ってその中に消毒液を入れていると掃除もしやすくてとても便利でした。

ただ、直接手に吹きかけたりは絶対にしないでください。

アルコール消毒は、お店や病院でも手に直接とって消毒しますが、次亜塩素酸ナトリウムで作った消毒液は物だけにしておいてくださいね。

では、消毒方法が分かったので使用できる場所について見ていきます。

■リビング・キッチン

ドアノブ、窓のとって、照明のスイッチなどです。

ドアノブは不特定多数の人が触るので小まめに消毒しますが、忘れがちなのがイス、照明のスイッチなどです。

イスは座るだけと思いがちですが、座るときにイスをひいたりしますよね。

そのため結構触る機会が多いんです。

拭けるところはしっかりと消毒して拭いた方が安心ではないでしょうか。

■スマホ

意外と忘れがちなのがスマホではないでしょうか。

スマホは日常に欠かせないアイテムですよね。

いつでもどんな時でも使用するのがスマホです。

当然ここにはウイルスも付着するので気を付けてください。

毎日触っているのでつい忘れそうになりますが、一番汚いと言われているで小まめに消毒液で拭いてくださいね。

■お風呂場

ドアノブ、水道の蛇口など比較的触る機会が多い場所はそれだけウイルスが付着しやすいので小まめに消毒する必要があります。

■トイレ

トイレはとても感染しやすい場所の一つです。

また、トイレ掃除の仕方で良くやりがちなのが、何度も同じところを拭いていることです。

これは、付着したウイルスを伸ばしているのと同じなので一方通行で拭くようにしましょう。

トイレットペーパーのとっての部分も必ず触る場所なので、気が付いたときに消毒してください。

また、ウイルスが飛ばないように流すときは必ずふたを閉めてくださいね。

まとめ

世界で感染が広がっている新型コロナウイルスですが、私たちも他人ごとではありません。

無症状でも感染している場合があり、その場合は無意識に人に移していることが多いです。

この事態を早く終息させるためにも一人一人がしっかりと意識することが必要です。

アルコール消毒がないご家庭は次亜塩素酸ナトリウムで消毒液を作ってみてください。

小まめな消毒は感染予防にとても有効です。

これを機に、自分で消毒液を作ってコロナウイルスの予防に努めましょう。

感染拡大を防ぐためにも、私たちにできることをしっかりとして乗り越えていきましょうね。