
大人から子供まで、幅広い世代に愛されているご飯といえば『カレー』ですよね!
卵やチーズなどのトッピングを楽しんだり、給料日前には大活躍かと思います。
そんなみんなが大好きなカレーですが、ルーのとろみ具合で好みが分かれますよね。
水分が多くあっさりとしたスープのような『しゃばしゃばタイプ』と、具材がとろとろになるまで煮込んだ『どろどろタイプ』、いったいどちらが人気なのでしょうか?
そこで今回はカレーのとろみ具合についてどちらが人気なのか詳しく見ていきたいと思います!!
日本のカレーの歴史
そもそもカレーの発祥地、インドでは日本のカレーと全然違います。
インドのカレーはスパイスを何種類も使っていて具材も実にさまざまです。
そして、インドのカレーはどちらかというと汁気の多いスープのようなものが一般的なんです。
インドでは、粘り気が少ないのが特徴のインディカ米や、小麦粉から作られているナンにつけて食べるのがインド流です。
引用元:https://binged.it/2PajGSb
そんなカレーが日本に伝わったのは1859年頃になります。
そして、明治5年には「西洋料理通」と「西洋料理指南」という本でカレー粉を使って小麦粉でとろみを出すという調理法が紹介されました。
明治9年には北海道の学校で、子供たちの栄養不足を解消するためにカレーライスが出され、具となるじゃがいも・人参・玉ねぎは北海道の学校でも栽培していたため、この具が定着したと言われています。
なので、日本のカレーは小麦粉を使ってあえてとろみを出す調理法で伝わったということになります。
つまり、日本のカレーの元祖は『どろどろカレー』ということになります!
では、さっそくどちらのタイプが多いのか詳しく見ていきたいと思います。
しゃばしゃばカレーVSどろどろカレー
Jタウンネットの調査によると、『どろどろタイプ』が圧倒的に多いことがわかりました。
引用元:https://binged.it/2SXsADL
全国の都道府県のうち47都道府県の35か所でどろどろタイプが多数を占めていることがわかりました。
カレーの発祥地としても知られる北海道ではどろどろタイプが多かったようです。
理由は『北海道のカレーは具材にじゃがいもと玉ねぎがたくさん入るからどろどろになる』との声も上がっています。
確かに、じゃがいもと玉ねぎは煮込むと溶けるのでたくさん入れるとどろどろになりやすいですよね!
一方のさらさらタイプは西日本が多い気がしますね。
福岡ではカレーはさらさらが定番で、『スープ感覚で食べる』という声が多かったようです。
では、実際にタイプ別でしゃばしゃばタイプとどろどろタイプの声を見ていきましょう!
しゃばしゃばタイプ
引用元:https://binged.it/2HQFTkp
しゃばしゃばカレーが好きな人たちは、いったいどんなところが好きなのでしょうか?
・あっさりとしていてスープ感覚で食べたい
・どろどろカレーは食後に胃もたれがする、重たい
・そんなに煮込む必要がなく簡単で、ご飯の甘みも感じられる
などの声がありました。
確かにスープのようにさらっと食べたい方にはしゃばしゃばタイプの方が食べやすそうですね。
女性にはしゃばしゃばカレーの方が食べやすくて人気なのかもしれません。
みそ汁に芋類はやめて欲しい派。汁物とカレーはどろどろ嫌いです、つまりさらさら派です
— 46252 (@46252) November 11, 2009
うちの伝統のカレーは隠し味に刻み生姜(もしくはおろし生姜)が入ります。
自分ちだけのカレーにはじゃがいもは入れません。溶けてどろどろになるのが嫌なので…カレーはさらさら派です— つくす (@Tsukusu18) December 29, 2019
やはり、しゃばしゃばカレーが好きな人はあっさりと食べたい方が多いようです。
どろどろタイプ
引用元:https://binged.it/2v3xhnB
ちなみに私はどろどろが好きです。
玉ねぎをたくさん入れてあえて溶かすのが甘くておいしく好みです!
・どろどろカレーは味が濃くて食べ応えがある
・ご飯との相性がよくて、うどんにしたらルーが絡まりやすくておいしい
・しゃばしゃばだと、おつゆみたいな感じで苦手
という意見が多かったです。
とくに、どろどろのカレーはご飯やうどんとしっかり絡むところが魅力のようですね。
うちの伝統のカレーは隠し味に刻み生姜(もしくはおろし生姜)が入ります。
自分ちだけのカレーにはじゃがいもは入れません。溶けてどろどろになるのが嫌なので…カレーはさらさら派です— つくす (@Tsukusu18) December 29, 2019
https://twitter.com/KAPITOSAN/status/1013319308426948610?s=20
お店と家庭での違い
お店のカレーはしゃばしゃばタイプが多く、インドカレーに似ていることが多いです。
一方、家庭でのカレーはどろどろタイプが多いようです。
お店のカレーはなんとなくおしゃれなイメージもあり、確かにさらさらしている気がします。
本格インド料理のお店では、もちろんスープのようなカレーですがスパイスが効いていて薄く感じることもなくとても美味しいです。
家庭でのカレーはルーをどれだけ入れるかにもよりますが、どろどろとしている印象ですね。
野菜をたくさん入れたり煮込む時間が長いとどろどろカレーになるので、家庭のカレー!という感じがします。
ネットでもカレーはどろどろが好きな方が多かったようです。
カレーはどろどろ派?
さらさら派?
私はどろどろ派。。— ジョーヴァン (@gabor_tokiwa) November 21, 2019
まとめ
カレーは具材だけでなく、薬味など楽しみ方もそれぞれですよね!
そしてそのこだわりの中のひとつがとろみ加減です!
家庭やお店によっても違いますが、たまにはいつもと違うカレーを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。
もしかしたらタイプが変わるかもしれません。
奥が深いカレーですが、さまざまな食べ方にチャレンジしてみたいと思います!