油断できない!花粉症の方必見◎雨が降った翌日は要注意!

今年も来ました!この時期が!
そうです!花粉です!
何を隠そう、この私も花粉症(重症)なのです。
私の場合は一年中ですよ…。
何の花粉にも反応するという超~過敏体質。

何年か前に、診断書を見て愕然。「花粉症(重症)」と書いてありました。
本人には、そんな自覚はなかったのですが、病院の先生から見たら、重症だった様です。
もう、この「(重症)」がなぜか可笑しくて、大爆笑してしまいました。

そんな私に衝撃的な事実が判明…。
「雨の日も花粉に注意」という事実。
私、「雨だから眠いのか…猫と一緒だなぁ」と呑気に思ってました。
外は暗いし、もう、眠くて、ダルくてたまらない。
休みの日だと、「絶好の昼寝日和だわ~♪」と嬉しくて仕方ないくらい。

でも、実は、花粉症のせいだったのか…?と思えて来ました。
「雨だから花粉は飛んでないハズ」とずっと思っていた私。
しかし、現に、花粉症の人で、雨の日や、雨の翌日には、症状が酷いという人がネットでも多く、その理由は何なのか…と疑問になりました。

そこで、調べてみた結果を紹介しようかなと思います。

雨の日だからと安心してはいけない

雨の日の翌日に注意

信じられない文字を発見しました…。
雨の日の翌日は、なんと!通常の20倍もの花粉が飛んでいるというのです!
通常でも、「勘弁してください」という感じなのに、その20倍って…。
これは、紛れもなく、気象観測によるデータなのです。

なぜ、そんな事が起こるのでしょう…。

私も気になって調べたところ、雨の日、確かに、花粉の飛ぶ量は減るそうです。
ただ、空気中に飛んでいた花粉が、雨によって落ち、地面に蓄積されるのだそうです。

そして、雨の次の日に晴れると、地面が乾いて、地面に落ちて張り付いてた花粉が巻き上げられ、20倍もの花粉が飛ぶという事になってしまうのです。
もちろん、晴れたその日にも、飛びますしね。
合わせると相当な量の花粉が浮遊している事になってしまいます。

納得…。

これは、安心出来ません。
雨の降った翌日は、相当な覚悟で外出しなければいけないですね。
「雨の日の翌日だし、昨日はあまり花粉飛んでないだろう」という安心は禁物です。
確かに「飛んで」はいないものの、地面にはしっかりと「花粉のじゅうたん」が出来てる状態なんですね。
それが、晴れて乾くと、とんでもない状態に…。
考えただけでもゾッとしますが、理屈から考えると、そうですよね。
何で今までそこに気付かなかったのだろうと思います。

私の住んでるところでは、火山灰も降るので、「灰雨」と言って、雨に灰が混ざって降る事があるのですが、その後の晴れた日の状態は悲惨です。
車は、ガチガチに乾いた灰が付着して、道路は、その上を車が通る事によって灰は撒き散らされて…。
私は、この火山灰にも、アレルギー反応が出るので、マスクが手放せません。

まさに、花粉にも同じ事が起きているのですね。
雨の日の翌日、花粉症の人は、特に気を付けて下さい。

雨の降り始めにも注意

「あぁ~♪雨が降って来た~!楽になる~!」という事もない様です。

これもまた疑問が浮上したので、調べましたよ。

雨の降り始めは、それまで空気中の高いところに飛んでいた花粉が雨と共に、顔の付近まで、降りて来るらしいのです。

現に、雨が降る日に症状が悪化する人が多いと耳鼻科医の間でも有名な話しのようです。
ただ、「原因は分からないけど患者が多い」という回答が多い中、唯一の原因として挙げられたのが、「大気中を漂っていた花粉が雨と共に顔の付近まで落ちて来る」というもの。

そうですよ!言われてみれば、確かに、大気中にも花粉はある訳ですよね。
雨が降って、それが落ちて来るのは納得です。

もちろん、雨の日は、気圧の変化で誰でもいつもよりは憂鬱になる事はありますが…。
それに加えて、花粉症が重なっていると、寝てる間に上手く呼吸が出来ていなかったりして、頭がボォーっとしているのでしょう。

酷い時は起き上がれないくらいです。

という事で、雨の降り始めも花粉症の人は要注意です!

花粉の飛ぶ量が少なくなるのは、完全に雨が降っている時だけという事になりますね。

しかし、その翌日には、20倍の花粉です!「雨の日の翌日は翌日回しになる為、倍の量が飛ぶ」と思っていた方が良いらしいです。

雨の降り始めから雨の翌日まで、気を抜いてはいけないということでした…。

雨の日でも要注意のモーニングアタックとは?

なんか「モーニングアタック」って言葉があるらしいです。
なんですか…「モーニングアタック」って…。
ネーミング的には、何か楽しそうなんですけど…。
でも、コレに注意ってよく目にするのです。
花粉症(重症)な割に、とにかく重症だから…と花粉症を諦めてる私には、最近の言葉はサッパリ分かりません。

これを機会に学びます。
「モーニングアタック」とは…屋内や衣服に残っている花粉に、帰宅後や就寝時にさらされる事で、自律神経の切り替えが上手くいかず体が花粉に過敏に反応して重症化する…。

なるほど…。要するに、洗濯物を外に干したのを家に取り込んで、外から帰宅した時や寝てる時に、花粉を吸いこんで、夜から朝に掛けて症状が重くなるという事でしょうか。

洗濯物とは限らないかもしれませんが…。
外出時に来ていた服を十分に払い落してなかったとか、部屋を換気しようと思って窓を開けたとか、多分そんなのも含まれると思います。

これが「モーニングアタック」ですか…。
雨の日だと、花粉が飛んでないからと、油断しそうですね。
花粉も目に見えないですから、どこで付着するか分からないですよね。

木の多いところでは、相当な数が飛んでいるので、「花粉が飛んでる!」と見えるかもしれませんが、通常は、そんな見えるものではないので、どこかで付いてきた花粉が家の中に入る事もありますよね。

特に「夜間は大丈夫」と思っている人も多い様ですが、少ないだけで、飛んでます。
傘も注意ですよね。
家の中に置いてあるとまだマシかもしれませんが、外に置いてあると、花粉が入り込んで、開いた時に落ちて来る。
もしくは、雨の日に傘を使っていて、花粉がついているのに気づかずに家の中で乾いて、また雨の日に開くと花粉が衣服に落ちている…。
それに気づかずに、家に帰宅。

外は雨ですが、傘から付着した花粉は衣服についている訳です。
それに気づかずに、家に持ち込まれた花粉を吸い込んでしまうという感じでしょうか。
まだ、肌寒いですから、ジャケットなど羽織って出掛けると、ジャケットってそんな毎日洗濯するものではないので、花粉がついたままになるのでしょう。

それを吸い込む事によって、「モーニングアタック」が生じるという感じでしょうか。
花粉は、どこにでも入り込むので、本当に気を付けないといけないですね。

とにかく持ち込まない!

衣服にも注意を

花粉症の時期は、着るものも考えなければいけません。
ジャケットは、シャカシャカする素材のものだと、花粉は付きにくく、払いやすくなりますよね。
セーターやニットカーディガンなどは、逆に、花粉が入り込んで、払いにくい素材なので、着たくても着られないアイテムです。

春という時期にオシャレなアイテムとして、パステルカラーのカーディガンは、特に女性には人気ですが、花粉症の人は、オシャレなアイテムは着られない事になります。
着ても、外に出る時は、その上から、シャカシャカ素材のウインドブレーカーの様なものを羽織って出掛けないといけません。

カーディガンとウインドブレーカー…合わないですね…。

せめて、つるつる素材のジャケットコートをオススメします★

あとは、すぐ洗える素材だと良いかもしれません。しかし、玄関から、洗濯機まで遠いと家の中を通る時に花粉が落ちてしまうので、玄関で脱がないといけないですよね。
男性はそれが可能かもしれませんが、女性は…どうなのでしょうか…。

やはり、男女共通して一番良いのは、ツルツルでシャカシャカ素材のウインドブレーカーでしょう。
何とかオシャレなアイテムを見つけて下さい。

他にも、上だけじゃなくスカートやズボンなどもあります。
考えたらキリがないですよね…。でも、重症化を考えると、やはり、そこもある程度気にした方が良いかもしれません。

花粉を寄せ付けないスプレーなどもあるので、活用してみてはどうでしょうか。

寒暖の差も注意

この時期、まだ、寒かったり暑かったりと気温が定まらず、昼と朝晩の気温が全く違う時もあります。
そして、今回のテーマでもある「雨の日」も雨の降った後、急に寒くなる時があります。

それによって、「寒暖差アレルギー」が出る事があるようです。
寒暖差アレルギーを発症すると、その相乗で、花粉症が酷くなる可能性も否定できないと考えられています。

ですから、外出時には、羽織るものを一枚多く持ち歩くと良いですよね。
私は、急な寒さの為に、常に車に一枚、ジャケットが入っています★

あ!それこそ、シャカシャカ素材のキルティングコートです!これは、前開きでボタンが木製で可愛いです★
ちょっとフードがついているのが気になりますが、素材的には、花粉を払うのが簡単そうです!
オススメですね。出来れば、フードがない方が、花粉症には好ましいです。

私は、花粉症(重症)で、本当に諦めてますから、何も考えずに購入して着てましたが、フード付きは、花粉がフードにたまるので、オススメしません。

他にもマスクは着用した方が良いようです。
花粉症の人なら、マスクをしている人が多いと思いますが、最近、鼻に塗るタイプや、顔に吹きかけるタイプのものもあります。

それより、ちょっと寒さを感じる時は、通常のマスクの方が、寒暖差アレルギーの症状を緩和することが出来る様です。
理由としては、呼気が温度と湿度を生み出してくれるので、鼻の粘膜への刺激が軽減するとの事。
これは、マスク着用をしたことがある方なら分かりますよね。
確かに暖かいし、湿度も多少出て来ます★

マスクも仕事中は着用出来ないにしても、仕事帰りなどで寒い日に着用出来る様に、マスクケースに入れて、持ち歩いておくと便利ですね。

処方薬はきちんと飲む

この処方薬。
アレルギーの薬が処方されると思いますが、眠くなるんですよね…。
「車の運転は避けて下さい」とか書いてあったりして…。
だから、「できれば飲みたくない」という人もいると思います。

そして、雨の日に、薬は飲まないという人も多い様ですが、先に書いた様に、雨の日でも花粉症は症状が出ます!ですから、処方された薬はきちんと飲むことが大切です。

どうしても、眠気が酷く、日常に支障が出る場合は、病院で相談すると、漢方薬に変えてくれたり、眠気の少ないものに変えてくれたりします。
少し、効果は薄れるかもしれませんが、飲まないよりは楽に過ごせると思いますので、相談してみるのも1つの手段だと思います。

「とにかく薬はイヤ!」という人もいると思います。
そんな人には、実は、症状が出る前に打つと効果がある注射があります。
でも、実際、症状が出るのはいつか分からず、打つタイミングを逃してしまう事が多いです。
何年も花粉症で、しかも、花粉が特定出来ている人は、事前に病院に相談してみても良いかもしれません。

しかし、「去年はスギ花粉だけだったのに、今年は、ヒノキも反応した」という事もあり、注射だけではしのげない場合もあるので、注意して下さい。

また、私の様に、一年中、花粉という花粉に反応する人は、注射を打つタイミングなどありません。
あくまでも、症状が出る前に打つ注射なので、症状が出てから打っても意味がないので、投薬で、しのぐしかないです。先生にも「残念!」と言われてます。本当に残念です!

まとめ

花粉症に掛かる人は、年々増加しています。
本当に急に発症するので、「去年までは大丈夫だったから今年も大丈夫」という人も確証は持てないのが花粉症です。

そして、私も花粉症歴長いのに、今回、初めて「雨の日の次の日は花粉が倍量になる」ということを知りました…。正直、ショックです。

しかも、私、多分、毎朝、「モーニングアタック」です。
主人の仕事のジャケット…もちろん洗ってますが、土日のみの洗濯。もしくは、週の半ばで洗濯程度で、毎日ではありません。乾きにくいので…。
そうなると、毎日、花粉を持ち帰って来て下さってる事になりますね…。
外でパンパンと払ってる様子もないですし…。ご丁寧にお持ち帰りして下さってる事に今回やっと気付きました!

実際は、「花粉持ち込んでるな」とは気付いていたんです。
しかし、自律神経と関係してるとは思ってもおらず…。
ただでさえ、低気圧で自律神経が乱れると、体がダルくなるのに、花粉でも自律神経が上手く切り替えられないとなると、それは、雨の日は猫並みに眠ってしまう状態になりますよね…。
早急に主人にジャケットじゃなく、ウインドブレーカーの方の仕事着を着せねば!!

花粉症はただでさえキツイのに、雨とのこの関係は「勘弁して下さい」レベルですよね。
雨の降り始めから雨の日の翌日までは、これまで以上に注意して過ごして下さいね★